産業用ネットワークの進化

様々な“つながり”が、私たちの住む世界を動かしています。そして産業環境では、適切な“つながり”を持つことが重要です。ネットワークや産業機器、デバイスとの接続や、業界エキスパートや信頼できるパートナーとのつながりです。

能力の提供

それは、特定のプロジェクト要件を満たすために必要な柔軟性や機敏性、すべての段階における付加価値を貴社に提供することです。弊社は単なるメーカーではありません。

コンサルティング

産業界の要求に耐え、顧客要件を満たすように構築したレディメイドとオーダーメイドの産業用ソリューションを提供します。

設計

専門知識と経験値のあるエンジニアと当社製造施設を駆使して、お客様の業界のビジネス課題を解決します。

技術革新

30年を超える経験、国際的で極めて効率的な企業体質が、私たちの絶え間ない革新性の活力源です。

ビジョンとミッション

正しいつながりを生み出す

経験

適切なつながりを実現するうえでものを言うのは、経験と実力です。当社は30年以上にわたり、多くの産業分野で産業用ネットワーク構築の先鞭を取り、数々の産業用アプリケーション、機械メーカー、変電所、鉄道、スマートシティなどで成功を収めてきました。

技術革新

5つの研究開発センターにいる経験豊かなハードウェア、ソフトウェア、テストエンジニアが、未来の要求に応えるために、絶えず信頼性の高いソリューションを設計しています。

サイバーセキュリティ

産業用サイバーセキュリティは、現在、私たちの提案の基礎をなしており、企業認証や製品認証プロセスを実施して、高度な安全性を保証するソリューションを開発しています。

品質

製品品質を最優先し、機器の技術革新に効果的なプロセスを獲得すべく、社内製造、研究、開発活動を基本方針としています。

柔軟性

国際展開しつつ非常に効率的な企業体質により、販売、サービス、サポートなど、世界中から寄せられるリクエストに迅速に応えています。

マイルストーンと転機

会社沿革

1989年

ATOPは、新竹サイエンスパーク(新竹科學園區)新設当時に國立交通大學の上級研究員が設立。

起業当初開発した第一世代の8ビット工程管理ネットワークは、サイエンスパーク当局から「1992年 Innovation Product」賞を受賞。

1994~1998年

台湾経済部から製品及び生産製造技術賞をいくつか受賞した後、1994年に物流市場に参入、第一世代のデジタルピッキングシステムを発売。工程管理ネットワークとデジタルピッキングシステムシリーズは、ATOPが特許を取得した第2世代へと急速に進化、国内(エイサー、TSMC)および海外(富士通)の大型プロジェクトに導入されるようになった。

1999~2005年

1999年、上海に支社を開設して中国本土に進出。その後、産業用通信市場に参入して、初のシリアル-イーサネット変換ゲートウェイ、産業用Wi-Fiシリアルサーバを開発、”Taiwan Symbol of Excellence “の数々の製品賞を受賞した。デジタルピッキングソリューションでは、無線で効率的な製品を開発。

2006年

BlackBear TechHive(現社名)に買収された後、急速に産業用ネットワーク分野に進出し、最初の産業用アンマネージドスイッチ、マネージドスイッチの最初のシリーズをリリース。

2007 - 2012年

新たなリーダーシップの明確なビジョンと構造的な成長に後押しされ、創立20周年を迎えたATOPは、竹北に新たな事業本部を設立、当面の基本方針として内製体制を確立し、製品品質を最優先して、製造を完全自社所有の新施設に移行。ISO9001およびISO14001の認証を取得したATOPは、産業用および民生用プロトタイプの両部門で、市場をリードする取引先に高品質の受託製造サービスを提供している。

2013年

今後の事業多角化、人材育成、企業風土の発展に、国際市場が重要であるとの理解の上に、グローバル化の一大プロセスを開始。5大陸に支社8か所あまり、世界中にグループ傘下の研究開発センター6拠点を展開するに至った。

2013 - 2017年

インドネシアでの事業拡張に成功した直後、インドのバンガロールに製品開発センターを設立。製品ラインアップを継続的に拡大し、自動化、鉄道、変電所、スマートグリッド、スマートシティの各業界に特化したソリューションを市場に投入し、国際的な研究所による権威ある認定を受け、産業用ネットワークとデジタルピッキングシステム市場のリーダーとの評価を受けた。

2018 - 2020年

あらゆる市場での成功と、専門化が進む業界別ソリューションに後押しされ、ATOPは3年間でPanasonic SMTを2ライン追加して製造能力を拡大、さらに組織のグローバル化を進めて欧州とアジアに支店を増設した。

2021年以降

ATOPは、産業のデジタル化と自動化における取り組みが評価され、安全な製品開発でIEC 62443-4-1認証、TAICSサイバーセキュリティ認証、AWSデバイス認証などを取得。現在、ATOPは、ISASecureとIECEEの両スキームによるサイバーセキュリティ認証取得に取り組み、安全で効果的、かつ将来性のあるソリューションの提供に尽力している。